忌み子の姫は夜明けを請う 四ツ国黎明譚ホーム > 忌み子の姫は夜明けを請う 四ツ国黎明譚 第11回ネット小説大賞受賞作!
追放された公女と過去を隠した青年術士。
2人の再会が運命を変える――!
世界の根幹の謎を巡る、本格中華ファンタジー!
二百年前、『夜霧囲(よぎりかこ)い』と呼ばれる現象によって、何人(なんびと)たりとも出入りが許されなくなった島国の伝承を知るものは、国外では酔狂な学者や高名な賢者だけだろう。 夜霧には触れられない。先へ突破することも敵(かな)わない。 なぜなら、髪一本でも触れれば吸い込まれて消えてしまうからだ。 金冥(きんめい)を守る白虎(びゃっこ)、炎駒(えんく)を守る朱雀(すざく)、聳木(しょうもく)を守る青龍(せいりゅう)、端水(たんずい)を守る玄武(げんぶ)―― 我らの神々たる天乃四霊(てんのしれい)も、二百年前から姿を見せない。 夢魔と呼ばれる存在の発生。夜霧という力によって途絶えた国交。消えた天乃四霊。 謎は多いが人々はたくましく生きている。守護神を失っても、なお。そうする他ないからだ―― (本文より抜粋)
二百年前、謎の霧に包まれ太陽と月を失い、白虎(びゃっこ)・朱雀(すざく)・青龍(せいりゅう)・玄武(げんぶ)の守護神も消えた大陸「四ツ国」。四ツ国のひとつ、金冥国(きんめいこく)の公女・暁華(ぎょうか)は謎の存在“霊胎姫(れいたいき)”を探す命を受けて国を出る。その旅路で再会したのは、かつて王宮にある禁忌の宮に幽閉されていた美貌の青年術士・俊耿(しゅんこう)。暁華は共に行動をすることを提案し、永劫の夜を抜けるための旅が幕を開けた――。 壮大な中華ファンタジー!
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